自律神経ってみなさんご存知ですよね?
では、自律神経がどこにあるのかは分かりますか?
カウセリング中に質問しても、今まで100%の方がご存知ありませんでした
最近
コロナが落ち着き
自律神経失調症、不眠症 不安症 etc. 、心的要因の病気がますます増えている印象があります
ということで
今日は、少しだけ自律神経について書いてみますね
自律神経は、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするため、その名前の通りにじぶんの意思とは関係なく24時間働き続けてくれています
自律神経には、交感神経と副交感神経があります
交感神経(オレンジ色)・副交感神経(緑色)
◎ それぞれのおもな働きは
もう少し細かく説明すると
例えば
◯ 交感神経が優位で緊張したり興奮すると、鼓動が早くなり、血管も収縮します
血管が収縮することで、血圧も上がります
◯ 副交感神経が優位でリラックスしていると心臓はゆっくり動き、血管も広がります
血管が広がることで、血圧も下がります
間違いやすいのは
◯ 交感神経が優位の状態だと、気管は弛緩し、腸管も抑制されます
腸管の抑制が過度になると便秘という症状になります
逆に、副交感神経が優位になると気管は収縮します
過度の優位状態は、喘息という症状になり
腸管は制御ができず、下痢という症状になります
つまり、交感神経ばかりが敵のように言われがちですが、副交感神経系が優位になりすぎても
いろいろな症状は起こります
さて、ここで
わたしがいちばんお伝えしたいことは
どちらもが、身体(脊椎)と関係している
ということです
自律神経失調症や不眠症を、身体とは切り離して、こころの病気と考えてしまいがちですが
自律神経系は、イラストをご覧いただいて分かるように、どちらもが脊柱と関連していて
交感神経は、脊髄のすぐ外の左右両側に位置していて
副交感神経は、脳幹と仙髄(仙骨内)にあります
背中は硬くないですか?(反りに不自由はないですか?)
首は自由に動かすことができますか?
お腹(みぞおち・丹田)は硬くないですか?
骨盤は固まっていませんか?
からだが緩んで、それぞれの骨が自由に動かせる状態に近づけること
それが、未病(予防)でいられる
楽でいられる
近道なのでは?
わたしはそう考えています
注: 自律神経系に関して、交感神経と副交感神経のふたつで考えるのが、一般的ですが
わたし個人的には、ステファン・ポージェス博士のポリヴェーガル理論に準じた考え方でイメージしています
参考までに
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