ごめんなさい! 半年ぶりの記事になってしまいました
今回は、吉祥寺サロン期間中にはじめて、ちょうど今日が7日間のファスティング最終日です
3月に入って、花粉症真っ盛りですね
わたしは、ありがたい事に花粉症ではありません
アレルギー性疾患発症になる要因として
子供の頃に、微生物に触れる機会が少ない衛生的な環境で過ごすことで、アレルギーになりやすいという「衛生仮説」というものがあります
免疫反応の司令塔、ヘルパーT細胞は幼少期には未発達です
細菌に触れる機会が少ないとバランスが崩れて、本来なら攻撃の必要のない食品や花粉などに対して過剰に反応してしまいます
また、反応を高めてしまう理由には、抗生物質の使用、都会の衛生的な環境、年長のきょうだいが少ないこと、ペットを飼育していないことなども報告されています
このT細胞のバランスは、大人になってから細菌に触れても、劇的に変化することはないそうです
近年は、除菌というワードをよく聞きますよね・・・・
また、コロナ以降は、常に手の消毒を強いられている環境です
子どもたちの将来が心配です
そして
大人になってからのアレルギー疾患は、食習慣、運動不足、喫煙、生活環境、化学物質精神的ストレスなどが原因とされています
食習慣による影響とは、腸内細菌叢(腸内フローラ)にディスバイオシス(バランスが乱れた状態)が生じて腸のバリア機能が低下し、体内にアレルゲンが侵入してアレルギー反応を引き起こすことで、これをリーキーガットといいます
わたしがファスティングをする理由には、もちろんウェイトコントロールもありますが
いちばんの魅力は、腸内環境のリセットです
食べること、それは消化酵素を常にフル活用させている状態です
代表的な酵素には、体内酵素である消化酵素と代謝酵素、そして体外酵素の食物酵素があります
「消化酵素」とは、食べ物の消化を助け食欲を増進させますが、消化しにくい物を食べることは、消化酵素の無駄使いとなります
「代謝酵素」とは、吸収された栄養をからだの細胞に届けて新陳代謝を活性化して、体の悪い部分に作用し自然治癒力や免疫力を高める役割をする、生きることに大きく関わっている酵素です
「食物酵素」は、生の果物や野菜そして発酵食品に含まれ、血液を循環させて消化を促進します
ここで大事なことは、体内酵素は一定量しかないということです
消化酵素ばかりを使っていると、代謝酵素の量は減ってしまうんです!
もちろん、食物酵素を取り入れることで、消化の助けにはなります
それでも、現代の食生活は、インスタントなどの加工食品、白砂糖の入った食品、食品に含まれている添加物などにより、消化酵素は浪費され続けています
ファスティング中は、消化酵素をほぼ使いません
代謝酵素100%な状態になるんです
ファスティング期間中は、食べないことで、からだの悪い部分に作用し自然治癒力や免疫力を高めることに集中してくれます
腸のデトックスをすることで、腸内細菌叢(腸内フローラ)も活性化します
腸内細菌叢(腸内フローラ)が整えば、腸内環境も変わり、花粉症などのアレルギー疾患の軽減にもつながるんです!
次回は、そのほかのファスティングの効果について
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