小指のおはなし ⒈




このコラムは、2017年3月6日に別のblogページで書いたものです
blogをまとめるための、アーカイブとなります



 

わたしの両足の小指は、大地に着地していませんでした 

そう、過去形です

いまは、少しブサイクだけど両足共に着くことができます

気になって、赤ちゃんの時の写真を探したことがあります

 そこには、小児脱臼の矯正のために石膏で固められたコルセットから伸びている足

そして見慣れたかたちの小指たちが写っていました

 生れながらなのかな?  今となってはそれはわかりませんが、気が付いた時には

もう自分の意思で動かすことのできない小指になっていました

そして、それは自分にとって当たり前のことでした

まず最初の気づきのタイミング

それは、ポラリティセラピーを勉強するようになった時です

ポラリティには、アーユルヴェーダの知恵がたくさん活用されています

5つある(正確には7つですが、主に下から数えた5つをポラリティでは多用します)

チャクラに対応している場所が、からだの内外にあり、5本ずつある各手足の指も

チャクラを表現しています

小指の対応しているチェクラは、アース(ルート)チャクラ

わたしがわたしであるための場所

しっかりと大地に根を張り(グラウディングする)、軸を持った自分でいるための場所

生きるためのエネルギーのリソース(源)・活力・生命力

アースチャクラにはこんな意味合いがあります

そして、こ小指があるからだの外側には、対外的な(ソーシェアル)な意味もあります

からだの表現する自分の内面

この気づきは、わたしにとってかなりのショックな出来事でした

だって、わたし (わたしの小指たち)には、まったく動かそうとする意思はなかったから・・・・

 その頃のわたしは、自分だけを信じていました

今よりもかなり頑固な自分

「え?これがわたしの本質ではないの?」 そんな問いが自分の中に芽生えはじめました

25歳くらいからほぼ毎日続けている、からだとの会話のように

ゆっくりと時間をかけるストレッチ

でも、足の指とまでは会話をしていなかったんですね・・・・・

今まではまったく見向きもしなかった小指に、少しずつ意識が向かう時間が増えてきました。


(小指のおはなし⒉ につづく)



ZOYA HOLISTIC

Tuning Body, Mind, and Spirit

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